![]() |

![]() |
新年、おめでとうございます。福田富一知事には、一昨年末に就任されて以来、リーダーシップを大いに発揮して県政運営に全力投球されたという印象を持っていますが、2年目となる今年の抱負やこれからの“とちぎ”づくりについてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 |
|
![]() |
おめでとうございます。 今年も県政運営に引き続きご支援ご協力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願い致します。 |
|
| 活力と美しさに満ちた郷土 “ と ち ぎ ”の実現へ |
||
| 新しい総合計画について | ||
![]() |
近く新しい県の総合計画「とちぎ元気プラン」が決定されますが、まず、計画の基本的な考え方についてお話下さい。 少子高齢化が進み、県民ニーズも多様化する中で、また、厳しい行財政環境の中で、県民の要望、期待に応えていくのは、なかなか大変だと思いますが。 |
|
![]() |
この計画は18年度からの5カ年間の基本となるものですが、この中では、本県の将来像を「活力と美しさに満ちた郷土“とちぎ”」として揚げ、何よりも社会の原動力となる人づくりや地域づくりにしっかりと取り組むこととしております。 そこで、「県民が主役」、「県民協働」、「地域の自立」という基本姿勢を踏まえた上で、政策分野を越えて中長期的な視点で全庁を挙げて取り組むべき課題として、「“とちぎの人間力”を高める」、「社会全体で子育てを支える」、「個性あふれる地域づくり」の三つを重点テーマとして設定したところです。 石坂副議長が御指摘されたように財政事情に大変厳しいものがありますので、行財政改革を進めながら、そして何より県民の皆様のご理解と御協力を得ながら、こうした課題に対応した実効ある施策を着実に実施していきたいと思っています。 |
|
| 学校安全対策について | ||
![]() |
それでは、当面の県政の問題についてお伺いしていきます。 まず、なんと言っても、学校の安全対策です。昨年12月に今市市立大沢小学校の可愛い1年生の女子児童が下校途中に連れ去られ、殺害されるという誠に痛ましく悲しい事件がおきました。 このことを機に、学校の安全対策について、改めて県民の関心が高まっている訳ですが、このことについての知事のお考えを伺いたいと思います。 |
|
![]() |
幼い命を理不尽に奪った犯人に対する怒りを禁じえません。吉田有希ちゃんの御冥福を祈る上からも、このような事件の再発防止に全力で取り組まなければならないと思っています。 現在、この事件を機に、県民が危機感を共有し、学校安全に自ら取り組もうという意欲が、大きな高まりを見せています。行政としては、こういった県民の動きと協働し、その力を組織化することが大切だと思っています。 そして、その活動の実効性を高めるような支援を行って、登下校などの安全の密度を上げていくことが大切であり、そのことが地域全体の防犯につながるものと考えています。 このため、学校安全ボランティア(スクールガード)の全公立小学校での組織化を急ぐこととし、必要な資料を県が直接配布する他、スクールガードを対象としたより実戦的な講習会の開催、スクールガードに適切な指導・助言を行うスクールガードリーダーの全中学校区への早期配置などを行うこととしています。 今後とも、市町村はもとより、多くの県民や各種団体・企業と連携し、県民全体で取り組む学校安全運動を幅広く展開し、安全で安心な県土づくりを進めて行きたいと思っています。 |
|
| 子育てをするなら栃木県が一番と 言われるような環境づくりを |
||
| 少子化対策について | ||
![]() |
次に少子化対策ですが、活力ある社会を維持する上で大事な課題です。 私は何よりも「安心して生み育てる環境づくり」すなわち、社会全体で子育てを支援する仕組みを整えることが重要なことだと思いますが、県としてどのように取り組む考えですか。 |
|
![]() |
県としても、県民一丸となって次世代の育成に力を入れていくべきであると考え、とちぎ元気プランの重点テーマの一つとして、「社会全体で子育てを支える」ことを取り上げています。 具体的には、ファミリーサポートセンターなど地域の人々の協力による子育て支援や、企業による子育てしながら働いている親に対する支援、さらには、多様な保育サービスの充実や小児医療対策など行政による子育てのサポート体制を充実させていくこととしています。こうした様々な取組みを積極的に推進していくことにより、子育てを社会全体で総合的に支援していくように考えています。 |
|
![]() |
私は、若い人たちが将来に明るい希望を持ち、結婚して子育てを楽しめるような社会環境を整えていく責任があると考えています。 来年度から始まる本県の子ども医療費助成制度は間違いなく日本一充実した制度となると思いますが、今後とも保育所など子育て支援施設の更なる充実を図り、子育てをするなら栃木県が一番と言われるような環境づくりをぜひお願いします。 |
|
| 地域医療の確保について | ||
![]() |
地域医療ですが、昨年は、私の地元の芳賀赤十字病院が医師不足となり、特に内科・産婦人科の医師不足は、中核病院としての機能を低下し二次救急医療の受け入れもできない状態となってしまいました。 芳賀郡市の住民にとってそれこそ生命を脅かす不安な状態が続いていましたが、知事のご尽力をいただき、昨年11月末日に日赤本社から、今後、自治医大の全面支援をいただけることになりました。私も芳賀日赤に知事と同行をいたしましたが、住民にとってあの思いは二度と繰り返したくありません。そこで、今後の自治医大の支援体制がどうなっていくのか、お聞きしたいと思います。 |
|
![]() |
今回の芳賀赤十字病院問題については、地元の皆さんも大変心配しているのではないかと思います。幸い、関係者の皆様の努力により、自治医科大学から不足している内科の常勤医を1月から派遣を開始し、段階的に拡充していくとともに、4月から、産婦人科を医師4名体制とする他、外科、泌尿器科等も必要医師を確保するなど、自治医科大学から全面的な協力が得られることとなりました。 この問題、特に石坂副議長には大変御心配をいただき、地元の様々な調整など御苦労いただきました。ありがとうございました。 |
|
![]() |
こちらこそ、芳賀赤十字病院については、大変ありがとうございました。今後芳賀日赤に限らず、県全体としても県民が安心できるよう医師確保が重要課題と考えますが、その取り組みについて知事のお考えをお聞かせください。 | |
![]() |
県内の中核病院の医師確保につきましては、まずは本県の公的病院で専門研修する研修医をより多く確保することが、医師の定着に有効でありますことから、研修資金の貸与制度をスタートさせる他、即戦力として、在宅の女性医師の掘り起こしや、公的病院に対して、県が関与して医師を派遣できる制度を検討するなど、新たな視点にたった取組みによる医師確保対策を強化しまして、県民が安心して暮らせる地域医療の確保に努めていく考えであります。 | |
| 農業の振興について | ||
![]() |
本県は、これまで首都圏に位置するという条件を最大限に活かした「首都圏農業」の確立に向けて関係者一体となって推進を図り、着実な実績を挙げて来ました。水田を活用した米麦などは全国有数の生産県ですし、日本一のいちごを始めとした園芸作物も着実に伸びてきています。 本県の育成した品種「とちおとめ」は全国一のシェアを誇り、二宮町などは、いちごの生産日本一です。本県は、押しも押されぬ首都圏の食料供給基地となっています。 また、福田富一知事になってからは、首都圏のみならず、海外にも目を向けた「攻めの農業」といいますか、農作物の輸出にも着手されていますね。 そこで、今後の首都圏農業の推進についてお話しいただけますか。 |
|
![]() |
本県は、「首都圏農業」の確立に取り組んできましたが、その結果、米麦・園芸・畜産の大変バランスのとれた生産構造になってきていまして、平成16年の農業産出額は2,769億で、全国第10位となっています。 また、「攻めの農政」の代表的な取組みとして着手した「農作物の輸出」は、東アジア諸国へ「とちおとめ」、梨の「にっこり」、ぶどうの「巨峰」など、美味しい農作物をの輸出を開始しましたが、現地での売れ行きは上々で、本県農作物の品質は高い評価を受けていると聞いています。 このことは、農業者に夢と希望を与え、産地の関心も高まっています。今後も、「いちご王国とちぎ」を始め、「攻めの農業」を展開し、元気な本県農業をさらに大きくアピールしていきたいと思っています。 |
|
| 道路の整備について | ||
![]() |
さる11月18日、国道408号真岡バイパスが開通いたしました。 また、北関東自動車道についても着々と整備が進められ、ようやく、完成後の姿が思い描けるような状況となってきましたが、今後のこれら事業についての展開をお聞きしたいと思っています。 |
|
![]() |
宇都宮東部地域から真岡市、二宮町にかけての鬼怒川左岸地域は、清原工業団地をはじめ、真岡市内の工業団地群があり、現在においてもたくさんの大手、優良企業が立地し、本県経済に大きく貢献しております。このポテンシャルをさらに高め、鬼怒川左岸地域における南北方向の大動脈を築くため、現在、国道408号を地域高規格道路常総・宇都宮東部連絡道路と位置付けて、鋭意整備を推進しているところです。 今回開通した真岡バイパス約2kmにつきましては、北関東自動車道真岡ICに直結する区間でもあることから、これに先駆けて完成共用を図りました。現在は、さらに、清原工業団地までの約9km区間について、平成22年頃の完成を目途に整備を推進しております。 これが完成しますと、宇都宮東部の工業団地群と真岡市内の工業団地群が直結されますので、企業間の連携や物流がさらに促進されます。また、併せて北関東自動車道の完成も間近ですので、これらが相乗効果を発揮し本地域は飛躍的な発展を遂げ、本県経済をリードしてくれるものと、大いに期待しております。 |
|
| 新交通システム等の導入について | ||
![]() |
次に、新交通システムについてお伺いしたいと思いますが、新交通システムの導入については公共交通への転換による道路交通渋滞と環境問題の解消、中心市街地の活性化などが期待できるプロジェクトで、大変重要な取組みであると考えています。知事は、今後どのように取り組む考えですか。 | |
![]() |
新交通システムの導入については、採算性の問題や法令による規制緩和、関係団体との合意形成など様々な課題がありますが、まちづくりのプロジェクトとして成功させることができれば、21世紀の諸問題の解決につながる大変夢のある計画ですから、県民の皆様のご理解とご協力が得られるよう、しっかりと検討をしていきたいと考えております。 | |
![]() |
新交通システムの導入については、是非とも積極的に取り組んでいただきたいと思います。この構想は、単なる交通渋滞対策ではなく、地域規模での環境問題への対応策としても意義ある取組みであり、また、子どもからお年寄りまであらゆる人が利用しやすい公共交通ネットワークとして発展する可能性があります。いずれにしても、本県の経済社会の活性化の鍵を握る事業であり、そして何よりも県民に夢と希望と活力を与えてくれるまちづくりのプロジェクトとして成功させる必要があると考えており、知事の更なるリーダーシップを期待しています。 | |
| とちぎ新キャッチフレーズ いいひと いいこと つぎつぎ “ と ち ぎ ” |
||
| 元気な未来への挑戦 | ||
![]() |
さて、県民中心の県政推進を揚げている知事は、県のキャッチフレーズを県民からの公募によって「いいひと いいこと つぎつぎ “とちぎ”」と決定されましたが、このキャッチフレーズに込められた知事の意気込みを伺いたいのですが。 | |
![]() |
「いいひと いいこと つぎつぎ “とちぎ”」というキャッチフレーズは、未来に向かって元気な“とちぎ”づくりに挑戦していく県の姿を表しており、私も、初心を忘れることなく、常に挑戦する気概をもって県政運営に取り組む考えです。 今年は、新しい総合計画「とちぎ元気プラン」がスタートいたします。引き続き、「対話と協調」、「県民中心」、「市町村重視」の考え方を基本として、県民の皆様や市町村など関係各位のご理解とご協力をいただきながら、活力と美しさに満ちた郷土“とちぎ”を実現するため、全力を挙げて取り組んで参りますので、ご支援をよろしくお願いします。 |
|
![]() |
地方分権時代を迎え、豊で活力ある“とちぎ”づくりを進めていくためには、市町村との密接な連携のもと、県議会と知事を始めとする県執行部が車の両輪となって県政運営に取りくんでいく必要があると考えます。 県議会としても積極的に応援していく考えですので、今後とも知事の強いリーダーシップにより、様々な課題に果敢にチャレンジし、元気な“とちぎ”にして、安心、安全に暮らせる“とちぎ”づくりを推進していただきたいと思います。 今日はありがとうございました。 |
|
| クリエイティブ21 |
|
|